病院のwifiスポットの設置場所パターン

病院でwifiスポットを設置する場合、どこに設置するのかが大きな問題になることがあります。来訪者や患者、はたまた院内関係者のみで使う場合など利用シーンは様々であり、使い勝手の良さを考えて設置場所を考えたいところです。とはいえ、全部屋に設置するのではお金がかかるだけでなく、電波同士が干渉しあい、接続しにくい状況にもなってしまいます。このため、効果的に設置をすることがこの場合は求められています。もし病院でwifiスポットを作る場合、どこにスポットを設けるのか、目安として何があるのか、何に考慮して設置場所を決めるべきなのかを業者にお願いして決めてもらうというのも1つのやり方です。場所が場所だけに慎重にそのあたりのことを決めていく必要があります。

1台あたりの最大接続数で決める

電波は目に見えないものであるものの、実はその量はある程度決まっています。混雑しているところではなかなか電波がつながらないように、同じ場所にいる人が同時に使えば、快適な通信というのは難しくなるため、どれだけの人が使うのかということを事前に想定しておくことが大切です。例えば、待合室で設置する場合、最大で何人ぐらいが使いそうかというのをデータとして取り、1台のルーターで安定的に供給できる台数を調べ、設置場所を決めることができます。また、電波の届く範囲などもあるため、範囲と人数を考慮した形で設置場所を決めれば、どこでも快適に使うことができるだけでなく、ただ闇雲に設置せず、費用もある程度抑えた形で病院にwifiスポットを作り出すことができるようになります。

電波干渉がわかるような仕組みを導入

最近では電波干渉がどこで発生しているのかを示してくれるソフトが出ており、それを導入することで、どこで電波干渉が起きているのかを確認することができ、場所を変えていくことが可能です。それだけではなく、外部からルーターから持ち込まれ、それが干渉の原因になることがあるため、それを割り出して対処することもできるようになります。こうした形で快適に使用する仕組みが出来上がります。病院でwifiスポットを設置する場合、患者や来訪者にインターネットなどを楽しんでもらうことだけを考えるのではなく、基本的には電子カルテや治療の内容を直接動画などで見せるなど医療的な観点で検討していくことが求められます。最近は廊下の天井などに設置することができ、色も白にして目立たない形にさせることもできるようになっています。